見守り契約

　「見守り契約」とは、自分にもしものことがあった時に、病院はもちろん遠く離れた家族や親戚、または信頼できる人に連絡できるか自信がない。今は判断能力もあって大丈夫だけど、将来詐欺にあったりするかもしれない、そんなとき相談できる人がいない、遠くの親をフォローする人がいてほしい、そんな「なにかあった」時に備えて、定期的に連絡できるようにする契約です。

後見のオプションとして

　さまざまな理由で単身世帯が増えている昨今では、そのまま老後も単身世帯で過ごす方も増えています。そんな方の生活の安全をサポートするために「見守り契約」があり、その後、病気や加齢で判断能力が衰えたとしてもサポートしていた者がそのまま任意後見人として法律的な手続きや事務を負ってくれるよう「任意後見契約」セットで契約することで、老後の生活をより安心して過ごすことができるようになります。任意後見制度について詳しくはこちら。

サポート項目

「見守り契約」はあくまで依頼主さまの生活を見守ることが主目的ですので、身の回りのお世話などはできません。のちのちトラブルにならないよう、契約内容なしっかり確認しておくのがよいでしょう。
具体的には以下のように契約内容を定めます。

• 月1回の定期訪問（約60分）
• 月2回の電話連絡
• 法的な手続きを含む日常生活に関するご相談
• ご本人の健康状態や生活状況などの確認（親族への報告）
• 健康状態によっては病院の受診を促したり、必要に応じて要介護認定等の手続き
• 判断能力の低下が認められる場合は、あらかじめ締結している任意後見契約への移行または法定後見の申立ての支援

上記を基本プランとして、依頼主さまのご要望にお応えしつつ、柔軟に内容を変更してサポート項目を作成します。

サポート料金